サイレン



唯一 思うことは、

ゲームの『SIREN』を知っている人が見ない方がいいんじゃないか?

ということだけです。





映画のタイトルが『SIREN』ではなくカタカナで『サイレン』だったことに

後で気づいて、だまされた…と思いました。





面白くない わけではないと思います。





ただ、高橋真唯changとか出しておいて、

ゲームと関係なさすぎる映画なんじゃないか? と思うだけです。

(高橋真唯changは『SIREN2』の主役の娘です)





音にこだわっている という割には、

映画のサイレンの音は、ゲームのサイレンの音と全然違うし、



音によって呼び起こされた感情とかなかったし、

つまり、全然怖くなかったし。

サウンド・サイコ・スリラー…ですか?



はぁ。





ゲーム発売時期とあわせて上映していると思ったので、

なんかリンクしてるのか?

と、期待した私が馬鹿だったのでしょう。





劇中で唄っている童謡?が

ゲームの中での童謡?に少し似ていたけど、

そもそも設定も全然違うくて、



サイレンという単語を使いたかったのか?

ストーリー的に着信アリ的な風味も少しもってましたが、



いかんせん、

話が落ち着かなかったことが一番腹立たしい。





展開の変化に驚かなかったし、(予想できたし)

その方向に持っていくための弟の行動、

主役の行動に 個人的に 少しイラっときました。



非常事態なのに、そんな行動とるのかなぁ? と思ったり。





“29年前”とか、“夜美島(やみじま)”とか、

“弟とおねえちゃん”とか高橋真唯changの存在とか、

ゲームに似せてる傾向があるくせに、

(ゲームでは夜見島、字が違う)



島臭いんですよね、

生活観があるっていうか…

島民を屍人として登場させる展開の流れにはかかせないんですが、

冒頭でやたら島民を配置して、違和感が。







劇中に屍人っぽいのは出ますけど、

知能が低いとかのレベルではないし、

(…というか都合がよすぎる設定に)





う〜ん…

なんか『SIREN』じゃないなぁ…というのが正直な感想。





かまいたちの夜がドラマ化されたときも、

同じ感想を言った気がします。





ゲームと同じことしても仕方ないとは思うんですが、



映画の『バイオハザード』みたいなテイストになることを期待してたんですが。

(↑の主役アリスに関しては歯切れが悪い気持ちはありますが)





〜残念です。

私と同じように、勘違いしてガッカリする人がいないことを祈ります。